貸仮想通貨サービスとは?
仮想通貨を取引所のコインチェックに預けるだけで最大年率5%貰えるというサービスです。他の取引所の場合は1年のみしか選択できませんが、コインチェックは14日、30日、90日、365日の中から選ぶことが出来るようになっています。
- 14日間 年率1%
- 30日間 年率2%
- 90日間 年率3%
- 365日間 年率5%
シュミレーション
例えば1BTC(ビットコイン)を1年間コインチェックに預けたとします。1年間の場合、年率が5%ですので、1年後には1.05BTCとして戻ってくるという事になります。
預ける事が出来る仮想通貨が10種類と豊富
仮想通貨を預けて年率を貰うというサービスはbitbankとかでも行っていますが、今現在はビットコインのみです。コインチェックの場合はリップルやネムなど取り扱っている10種類すべてに対応してます。
貸出の最低額と上限額について
コインチェックの貸仮想通貨サービスを利用するためには最低額というのが設定されています。
- 最低額:10万円相当の仮想通貨
- 上限額:なし
手数料は無料
貸仮想通貨サービスを利用する為の手数料についての記載がなかったので、コインチェックに直接問い合わせてみたところ、手数料は無料との回答でした。
リスクと注意点
貸仮想通貨サービスには以下のようなリスクと注意点があります。
コインチェックが破綻した場合、戻ってこない可能性がある。
これはコインチェックのホームページにも以下のようにしっかりと記載されています。
コインチェックが破綻した際はユーザーの貸付けた仮想通貨が返還されないなどのリスクを負うことになります。
2018年1月に仮想通貨ネムの流出事件があったコインチェックですが、その後マネックスグループが買収、体制を抜本的に改革して、金融庁に2019年1月11日に正式に仮想通貨交換業者登録となりました。さらにその後、コインチェックは黒字化しています。かなりの苦境を乗り越えたコインチェックですが、安心して使える取引所として新しく生まれ変わりました。なので破綻する可能性は低いのではないかと思っています。僕は個人的には最強の取引所だと思っています。下の記事もご参考にどうぞ。

ボラティリティ(価格変動)のリスク。
ビットコインをはじめとする仮想通貨は価格変動が大きいです。年率5%は嬉しいですが、価格が下がってしまうというリスクも当然抱えてしまいます。
中途解約はできない
一旦預けると途中で解約が出来ないというリスクがあります。つまり、価格が下落しそうな時に損切りが出来ないということになります。
メリット
やはり一番のメリットは最大で年率5%貰う事が出来るという点です。銀行の年率0.001%を考えると5%はとても大きい利回りとなります。
もう一つのメリットは、特に初心者が陥りやすいのですが、仮想通貨売買を始めると価格が上がった!下がった!という事に一喜一憂する事になります。つまりストレスを感じる方がとても多いという事です。
短期的に上げ下げはもちろんありますが、将来的に仮想通貨の未来が開けて価格が上がっていくと可能性を感じているのであれば、ガチホ(長期投資、長期保管)がオススメです。
デメリット
デメリットはやはり途中で解約できないという事です。価格が下がっていく時に売りたいと思っても、損切りをする事はできないという事です。
強制的に期間満了までは待たないといけないため、損失になってしまう可能性があります。
今日の孫さんの名言、貼っておきます!
ホントに投資ってこれだなぁって思う pic.twitter.com/mHTBsXbYZ7
— のあ (@Est_Gealach) August 7, 2019
貸仮想通貨サービスの申込方法
ここからは貸仮想通貨サービスの利用手順を画像付きで解説していきます。
コインチェックの口座開設
コインチェックで口座を作っていない方は、まず口座を開設する必要があります。下の記事でコインチェックの口座開設方法とセキュリティ設定の2段階認証までを解説していますので、ご参考ください。

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コインチェックで仮想通貨を購入する
貸仮想通貨サービスに預けるためには、まず預ける仮想通貨自体を購入する必要があります。コインチェックで仮想通貨を買う為には、日本円を入金してから買うという手順になります。下の2つの記事で入金と仮想通貨の買い方は解説しているので、ご参考ください。


貸仮想通貨サービスへの登録
次は貸仮想通貨サービスへの登録を行います。登録方法はコインチェックにログインした状態で右上の「取引アカウント」をクリックするとメニューが出てくるので、「貸仮想通貨アカウント」をクリックしてください。
仮想通貨消費貸借契約約款と貸仮想通貨サービスのリスクの2種類を読んだら、「同意する」の2か所にチェック。最後に貸仮想通貨サービスに登録するをクリックしてください。
貸仮想通貨への振替
通常の取引アカウントから貸仮想通貨アカウントへ仮想通貨を振替する必要があります。つまり仮想通貨資産を移動するという事です。
操作方法は、貸仮想通貨アカウントを開いた状態で右上の「貸仮想通貨」→「振替」をクリックしてください。
「取引→貸仮想通貨」に設定して、移動したい仮想通貨の枚数と種類を選んで、最後に「残高を移動する」をクリックでOKです。
仮想通貨の貸出
貸仮想通貨アカウントに資産を移動出来たら、いよいよ仮想通貨をコインチェックに預けます。まず、貸仮想通貨アカウントを開いて、左メニューの「コインを貸す」をクリックしてください。
- 預ける仮想通貨の種類を選択する
- 貸出期間を選択する
- 貸出す仮想通貨の枚数を入力する
- 返却時に再度貸出申請をしない場合はチェックを外す
- BTCを貸すをクリック
- Coincheck側で承認されたら取引が開始される
「返却時に再度貸出申請を行う」に最初でチェックが入っています。これを外しておかないと満期が来た時に自動的に更新になるので要注意です!※この件はメールでコインチェックに確認済みです。
まとめ
以上、ネオキチ(@neokichi88)でした。