オフショア銀行って何?
節税になる?
オフショア銀行を聞いたことがある方は、こんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
これは大きな間違いとなります。(日本の場合)
今の日本の法律では、たとえオフショア銀行でも日本在住の場合、金利や利益が出た場合は納税義務が発生するため、税務署に報告する必要があります。つまり報告(確定申告)をしないと脱税となり、追従課税されることになる可能性が高いです。
ADKのオフショア銀行は金利が高い
日本の場合は、0.001%の年利が当たり前になっています・・つまり100万円を1年間預けてもたったの10円しか貰えないという事です((;゚Д゚))ガクガクブルブル
そしてADKのオフショア銀行は1年間預金をロックする事で、年利10%にするとファウンダーのドンは発言しています。しかも年利は毎月貰えるようになるそうです。
資産分散でリスク軽減
日本だけの銀行、さらに日本円だけで資産を持ち続ける事はリスクを伴います。日本円が暴落したら?ハイパーインフレになってしまったら?日本が破綻してしまったら?銀行が潰れたら?
日本人だけでなく世界中の人がこのリスクに当てはまります。
1つの通貨ですべての資産を保有する。1つの銀行だけに資産をすべて預ける。これはかなりリスクを伴います。
富裕層のように財産が多ければ多いほど、資産を分散している傾向にあると思います。日本円、ドル、ユーロ、株式、ビットコイン、ADKなど資産を分散して保有、銀行も複数使用する。という事が当たり前になっています。(ADKはこれから当たり前になる予定ですw)
ジンバブエ共和国は2003年からハイパーインフレが起こってしまい、自国の公式通貨である「ジンバブエ・ドル」に価値がなくなってしまいました。
その後、2015年6月11日にジンバブエ共和国は自国通貨を公式に廃止にしました。つまり自国の通貨は全く使えない紙くず同然になってしまったという訳です。

これは極端な例かもしれませんが、自国の通貨を完全に信頼しきるのは多少なりともリスクを伴います。
今後日本もどうなるか不透明です。国の借金も1000兆円以上もあります。ある日突然、預金封鎖なんてこともないとは言い切れません。
日本における預金封鎖は、1946年に実際に行われました。財政難に陥ったため、国民の預金を一定額以上は引き出せなくなるという処置が取られたのです。
つまり日本は国民の預金を強制的に封鎖、借金を返済したという事です。その時は財産税というものが適用され、現金10万円以上の財産がある人は25~90%の割合で強制的に徴収されました。
↓当時の新聞記事↓

- 1933年3月4日:アメリカ
- 1946年2月16日:日本
- 1990年3月15日:ブラジル
- 2001年12月1日:アルゼンチン
- 2002年7月30日:ウルグアイ
- 2013年3月16日:キプロス
こういったリスク対策として、自国の通貨のみで資産を保有するのではなく、ドルやユーロ、株式、ビットコイン、ADKなどで分散して、保管場所も複数の銀行を利用するのがオススメです。
って私なんかがオススメせずともオフショア銀行を利用している富裕層の方々は分かっていますし、他にも金持ちしか知らない色々な有益な情報を持っているに違いありません!
高い秘匿性とセキュリティ水準
オフショア銀行は高い秘匿性と高いセキュリティが特徴の一つとなっています。つまり自国の政府にオフショア銀行口座の事を持っている事は分からないようになっています。
そうする事で、例えば国家が破綻してしまった場合でもオフショア銀行口座の情報は政府には分からない状態のため、自分の資産を守る事が出来るのです。
AEOI制度について
秘匿性をもったオフショア銀行ですが、近年、口座の開示をするような制度(AEOI制度)が出来ました。これはAEOI制度に加盟している国同士で口座を作ったら、口座情報を自動的に自国に送信するというものです。
これはオフショア銀行に口座を持っていて、どのぐらいの残高があるという事が政府に分かってしまうという事です。
ADKは非AEOI加盟国の銀行を買収して統合し、オンラインバンキングでネット上から口座開設をする事が出来るようにプロジェクトが進んでいます。
つまり金融口座の情報を流すという事はしないため、匿名性がとても高く資産が安全に守られるという事です。
ADKのオフショア銀行でもKYC(身元確認における書類手続き)はもちろん行われますが、その情報を開示するという事はありません。
現在ADKは非AEOI加盟国であるケニアのSumac Bankと、タンザニアのHakika Bankの2つの銀行を中央銀行の監査・承認を受けてすでに買収済みとなっています。さらに今はウガンダ、エチオピア、EUの銀行の買収を進めている状況です。


ADKは送金手段として使われる
もし非AEOI加盟国のオフショア銀行口座を開設したとしても、送金履歴などからどこに送金したかというのは残ってしまいます。
そこでADKの登場となります。ADKは匿名性が高く追跡不能なため、送金時にADKを使う事でプライバシーを守り資産を安全に保管する事が出来るんです。

ADKはビットコインのようなブロックチェーン技術ではなくDAGという技術を使っているため、送金手数料も無料となっています。
ADKのオフショア銀行への送金の流れを簡単に紹介します。
- ADKのオフショア銀行にオンラインバンキングで口座を開設する
- ADKを購入する
- オフショア銀行の取引所にADKを送金する
- 送金したADKを法定通貨(ドルやユーロなど)に交換して銀行で保管する(もしくはADKのまま保管する)
- 資産が匿名で守られる
デビットカードの発行
ADKのオフショア銀行はデビットカードの発行も行う予定になっています。一部の国を除いて世界中で利用可能で、使った分はオフショア銀行口座から引かれるという仕組みになります。
まとめ
- オフショア銀行は資産を安全に秘密裏に守ってくれる
- 非AEOI加盟国の為、口座情報は守られる
- 10%という高金利
- 世界中で利用可能なデビットカードの発行
現在オフショア市場は約3,300兆円もあるといわれています。そんな中、通常のオフショア銀行の場合は、そもそも現地に赴かなければ口座を開設出来ないのが普通です。さらに今は口座開設自体がそもそも出来なくなっていたり、口座管理手数料が高かったり、口座を活用していないと凍結されてしまったりとデメリットが目立つ状態です。
そんな中、非AEOI加盟国、さらにオンラインバンキングで遠隔から口座開設可能、匿名性が高く追跡不能、安全に資産を管理してくれて、10%の高金利となるとかなりの需要が見込めるのではないでしょうか?(もちろん、プロジェクトがしっかり進んで稼働したらの話です)
以上、ネオキチ(@neokichi88)でした!


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当ブログを運営しているネオキチです。仮想通貨をはじめた頃は、本当によく分からないことだらけでした。勉強したり友人から直接教えてもらったりして、ようやくこのブログを運営するまでの知識を身に付けることが出来ました。※日々勉強中です!
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そこで、これから仮想通貨をはじめる方向けの記事をまとめました。記事を上から順番に読めば仮想通貨の中級者になれる内容になっています。
下が仮想通貨の初心者向けに書いた勉強・基礎知識のまとめ記事です。この記事があなたのお役に立てば嬉しいです(#^.^#)

今後ケニア等の国々が、AEOIに参加する、という可能性はないのでしょうか?
ENOさん、コメントありがとうございます。
ドンの発言によると少なくとも今後10年はケニアはAEOIに参加することはないはずだ。といっていますね。
非AEOI加盟国は、オフショア銀行がある事によって、自国に富裕層のお金が流れてきます。
つまりADKのオフショア銀行が出来た場合、銀行側ももちろん潤いますが、その潤った銀行が国に税金を支払う事になるので、国も潤う事になります。
中央銀行の承認を得たというのはその事も大きく関係していると思います
ですので、今後AEOIに参加するメリットよりも、参加しない方がメリットが大きいのではないかと思われます。
あと、ADKが強いのがケニアだけでなく、タンザニア、ウガンダ、エチオピア、EUと複数の非AEOI加盟国にまたがって銀行を統合するところです。
つまり、たとえケニアがAEOIに参加する事があったとしても他の非AEOI加盟国にもADKは銀行を持っているため、問題なく稼働する事が出来るという事です。
全部の国がAEOIに参加するというのは考えにくいですし、あったとしてもだいぶ後々の事になると思いますので、今はその心配はしていないといったところですね。